車部品関連の工場で働いた後、富山湾で約400年の伝統をもつ「越中式定置網漁(えっちゅうしきていちあみりょう)」の漁師として9年間働いていました。
定置網漁とは、魚を傷つけない、網の目によって小さい魚をとらないようにするなどの工夫があり、他の漁法と比べて海にあたえる影響が少ない漁法になります。
冬の厳しい寒さでも漁に出るため、忍耐力と体力を養いました。
もともと野球を社会人でも続けていたこともあり、仕事が無い時は中学、高校の野球部を外部コーチとして指導していました。
さまざまな年齢層の方と関わり、コミュニケーション能力に磨きをかけてきたと感じています。
漁師という職業はとても過酷で、その日の漁の結果に左右され、安定した収入を確保することが難しい職業です。
将来のことを真剣に考えていた時、たまたま奥野社長を知人に紹介していただき、ご縁があって入社することになりました。
入社前は、前職との雰囲気の違いに不安を抱いていました。
とくに製造業に関する知識も経験も無かったため、ついていけるのか心配ではありました。
いざ入社してみると、その和やかな雰囲気と人の温かさを感じます。
社員同士の仲がよく、休憩中によく話をします。
また経験の浅い私に対して、先輩たちは丁寧に教えてくれます。
職場がクリーンルームという場所で、密閉された空間の中にあるため人と人が近く、仕事に集中しながらもお互いを思い合い気遣いする雰囲気があります。
それは、入社前に抱いたイメージと大きな違いでした。
富山センターのクリーンルームで、半導体関連の機械整備や調整を行っています。
私の携わる機械部分は、半導体関連の機械で一番重要な部分です。そういった部分の整備に携わることは、責任も重大です。
ミスが起こらないように意識はしていますが、さまざまな年齢層の方と一緒に仕事をしていて、環境の変化によってミスが生じる場面もあります。そのミスの原因を一緒に考え、どう最小限にしていくのかをチーム全体で考えています。
また、誰が携わっても安定した高い品質を保つ必要があります。
既存の手順書に従うことも重要ですが、時間の短縮、ミスの削減を考え、手順書を更新することで作業効率の向上に貢献できるよう挑戦しています。
大きな仕事を任せてもらえることは、大きな責任を伴いますが、その分やりがいを感じます。
重責を果たしていくとともに、一緒に働く仲間たちがより働きやすい環境にできるように、教育の観点でも力をいれています。
また丁寧にものづくりをすることは大前提で、時間の短縮に挑戦しています。
スピードを求めることはミスを誘発する可能性も同時にあります。ミスを起こさず、時間を短縮できた時はとてもやりがいを感じます。
家族との時間がすごく好きで、子どもと遊ぶ時間をとても大切にしています。
前職は、タイル関連の建設業で社員の給与関係や建設業に必要な安全装備の資料作成、収集などを主な業務として行い、社内だけでなく社外ともコミュニケーションをとっていました。
前職を退職後、総務関係で仕事を探していた時に会社の求人広告を見つけました。
業種自体は初めての分野であったものの、会社の事業内容を見て長期的に仕事ができ、安定していると感じました。
製造から販売までひとつの会社で請け負っている企業はなかなか無いので、長く仕事をすることを考えた時にご縁があってお仕事をさせていただくことになりました。
相談がしやすい職場環境のためとても働きやすいです。
ある程度自分で考えることは大切だとは思いますが、不明な点や問題点をひとりで抱え込まず、上司や同僚に相談できるので解決の糸口がすぐにみつかります。
提出物に関しても、一から資料修正をするリスクを最小限にでき、傾向と対策をしっかりできることで仕事が円滑に進みます。
この雰囲気はきっと奥野社長の親しみやすさや雰囲気がつくっていると感じます。
勤怠関係がメインです。
これまでは、タイムカードで社員の就業管理を行っていたのですが、システムを導入しクラウド上で管理をするようになりました。
社員の残業時間を数値でみることによって、業務負荷や適材適所の配置などより働きやすい環境にするよう分析を進めています。
入社のタイミングがそのシステム導入と重なったので、初期段階からメイン業務として携わっています。
主担当として全社員の勤怠管理を行っていると、毎日チェックすべき箇所や傾向が見えてきます。
確認作業も要領をつかめば時間短縮につながるので、実際の作業工程で成長を感じられます。目の前にある業務を淡々とこなすことはもちろんですが、そこに工夫や創造を働かせ、会社のためになることは何か考えています。
本社で勤務しているとなかなか工場で働く社員の顔を見る機会はないですが、身近にいる奥野社長が喜んでくれることは何か見つけるようにしています。
奥野社長の笑顔が最終的には社員の笑顔につながると思うからです。
子どもとの時間が楽しいです。帰った時に笑って出迎えてくれる姿やできなかったことができるようになる姿は本当に愛おしくて、勇気をもらってます。
前職では、ICチップなど精密機器を取り扱う産業用ロボットの製造一部に携わり、半導体製造装置のケーブル制作、ハーネス製造図面の作成、可動部分の配線引き回しなどの製造部門に関する業務を行っていました。
その中でも製造者として、ケーブル製作やはんだ付けといった技術を習得。
また、さまざまなメーカー様の製造図面を見る機会があったので、図面を読み取る知見を獲得しました。
製造業に携わることを前提に仕事を探した時、奥野社長の「毎年挑戦」というメッセージに惹かれました。
会社が今後伸びていく可能性を感じたのと同時に、製造現場に携わる者としての新たな知見、技術の獲得が見込まれることは、私にとって大きな成長の機会だと思い入社を希望しました。
入社前は、前職で経験した製造業のイメージが強く、仕事は厳しい、休みは少ないだろうと思っていました。
しかし実際は土日祝休みでとてもメリハリのある働き方をさせてもらってます。
役割分担がしっかりできており、一人ひとりの仕事量に偏りがないため、就業時間内に業務を遂行することができます。
自分で予定を管理し、今日やる仕事の内容を決定できる自由な風土も魅力だと思います。
熊本県にある株式会社三幸九州TECの生産技術部で、ケーブルの製作と半導体関係の電気装置へケーブル配線を行っています。
たった1つのミスが、お客様の時間を奪ってしまうという危機感を常にもって仕事に取り組んでいます。
部品が違うこと、図面の内容が間違っている可能性も視野にいれつつ、丁寧に作業する必要があります。
また製造現場は、チームです。それぞれの工程が重要な役割を担っており、すべての工程が自分の仕事に関わるものになります。
なので、チームメンバーの仕事内容を把握し、納期から逆算したスケジュールの組み立てを主体的に行っています。
メンバーが不安を持ちながら作業に取り掛かることが無いように、常にコミュニケーションをとりながら仕事を進めています。
製造現場では、エンドユーザーと関わることはほとんどありません。
しかし、いつも最終的に届けるお客様のことを考えて仕事に取り組んでいます。与えられた時間内に、立てた目標を達成できた時はとてもやりがいを感じます。
ハードルが高いほど、それを皆で協力して乗り越えた時の達成感は格別で、この時にはじめて努力が報われたと感じます。
前職では、1年半機械設計を行う設計事務所で、設計士が作成したものを3次元CADオペレータを用いて図面に起こす製図の仕事をしていました。
立体的な図面は、より効率的な設計、モデルの見やすさやデザインの視覚化がもとめられます。
実際に工場で機器を見ながら設計するわけではなかったので、創造性を身に着け、より専門的な知識と経験を積むことができました。
これまで製図に関しての経験を積んだので、今度は機械の動くメカニズムを設計する機械設計の仕事をしたいと考え探していた時に会社を見つけました。
いざ採用が決まると、面接官の方から「電気設計をやりませんか」と相談されたのです。
「機械設計」は構造体を構築するための材料、強度、駆動等の人間でいうと「体」にあたる部分の専門知識が必要なのに対し、「制御・電気設計」は機械を動かすための「神経」や「脳」にあたる部分の専門知識が必要になってきます。
全く違う分野で、未経験ではありましたが、経験や新たな知識を獲得できると思い入社しました。
全くの未経験分野であったため、最初は仕事についていけるのか不安だったのですが、いい意味で教育がしっかりしているなと感じます。
入社当時は、ちょうど商材が電気設計に入る段階だったので、電気設計に関する作業も順を追って教えてもらいました。
全く使ったことのないソフトを使用するのもあって、知らない知識を獲得していくことは面白いです。
また、面接の時にも感じたことですが、すごく人間的な面を大切にする企業風土があります。
キャリアのことだったり、仕事内容のすり合わせの部分で私の考えを尊重してくれる姿勢がみえました。
CADソフトを用いた設計と製図、Program作成、組み立て、配線といった電気設計に関する一連の仕事を行っています。
装置が実際に稼働するかどうかの調整と確認、取引先での立ち上げ作業の同行もあります。
前職で取り扱っていたソフトではなく、機械設計の知識を電気設計で活かせる場面は少ないですが、それでもCADの特性を理解していることは現在の業務に活かされているなと感じます。
また、入社年月も浅いので、貴重な学びの時間を大切にしています。
メモひとつ取るにも要点をまとめ、後で自分が振り返っても分かる「手順書」のような働きをもたせています。
業務の幅や獲得しなければいけない知識の量がとても多いので、感覚的に覚えられるまでに大変な部分は沢山あります。
ただ知識を積み重ね、それが活かされる場面に遭遇した時に、自分の成長を感じます。そういった自分の成長がやりがいです。
同じことを繰り返す単純作業ではないので、自覚と責任をもち、より作業時間の短縮に挑むことを意識しています。
新たな知識を獲得して専門性を高められる環境もまた、自分の成長を加速させてくれていると思います。
つい最近結婚をして、家族がふえました。奥さんと愛犬の散歩をするのが楽しいです。
前職は、車関連の部品製造の工場に4年弱勤務していました。
もともと製造に携わっていたこともあり、関連性のあるところで職を探していた時に当社と出会いました。
製造とはいえ職能的には幅広く、会社が募集していた業務内容は未経験ではあったものの、富山県にある第2工場に就職することになりました。
もっと会社の雰囲気は固く、決められた時間に決められた仕事をするというイメージがあったのですが、工場で働いている社員の人数が少ないことからアットホームで温かい雰囲気を感じます。
お互いの業務内容を理解し、補いあって仕事を進められる関係性はとても働きやすいです。
また自分のペースを保ちながら仕事ができることも、会社の良さだと感じます。
人工サファイアの製造に必要な装置の一部となる部品を製造しています。
原料の配合からスタートし、混ぜる、成型する、炉に入れて焼き上げるといった一連の作業が主な担当です。
ひとつひとつを手作業でおこなっているので、丁寧かつミスをしないよう工夫して仕事をしています。
また自分の仕事のみならず、一緒に働く仲間の業務にも関わることなので、お互いの業務を把握し連携しています。
仕事の量や進め方はある程度決まってはいるものの、自由度が高いことから主体的な働き方を実現しています。
成型作業ひとつでも様々な形があり、その形を実際に成型できるようになるには技術が必要です。
与えられた時間の中で、作業を効率よく進められたり、時間を短縮できるようになった時は自分の成長を感じます。
まだ作れるものが限られているので、ゆくゆく携われる成型物の量が増えるように経験を積んでいきたいです。
乃木坂46が好きで、ライブに行くのが楽しみです。