当社の提供する精密機械は、カタログ品ではありません。
開発から製造まで一貫生産体制。
設計段階からディスカッションしながら、お客様とともにつくり上げています。
ゼロベースからのスタートなので、製品の品質を維持するためには工場との密なコミュニケーションが必要不可欠です。
そのため、お客様のご要望やフィードバックを、ダイレクトに現場に落とし込むことができます。
しかも、試作、組み立て、テストなど、どの段階の工程でも臨機応変に対応できるので、お客様の求める高い水準の品質に、迅速に応えられる体制です。
カーボン・セラミックなどの製品は、専門のメーカーからも直販されています。
ただ、多くの場合、大規模な製品の大量取引となっています。
しかし、大学の研究や、新商品開発の現場では、さまざまな品種の製品が少しずつ求められます。
当社は、そのようなニーズに対応し、少量多品種の製品を短納期で提供しています。
また、研究開発の成果は特許性が高いため、外部に情報発信しづらいケースがあります。
当社なら、開発・製造一貫体制のため、研究成果による製品の、製造・組み立てにも対応可能です。
これにより、研究開発に関する情報を一箇所に集約することができ、情報漏えいのリスク低減が可能となります。
当社は、大学の研究などへの製品提供を通じて、アカデミックなネットワークを構築しています。
このため、研究者からの紹介や学会への参加などにより、最先端の学術情報を収集できる環境にあります。
その知見や人脈をもとに、産学連携による研究や、大学と共同でベンチャー企業の立ち上げなどを実施。そのなかで、新素材に関する研究開発に積極的に取り組んでいます。
素材の領域は、ものづくりの川上のため影響力が大きく、無限の可能性が秘められています。
ニッチな分野ではありますが、未来への種まきとして非常に重視しています。
今後も、最新の学術研究の動向を見据え、将来的に有益と考えられる新素材の研究開発に挑み続けます。